11/14 労働局から違法行為があった判断の連絡がありました
3/2に行われたレイオフに関連し、5/25に労働局に指導を申請した件について、労働局から、違法行為を認め指導を行ったと連絡がありました。組合が申請したのは、育休・産休中の社員に、合法的な退職勧奨の枠を超えた、違法な退職強要が行われたといった内容でした。労働局は、具体的に、何が違法行為と認められたのかについては公開できないとのことでした。労働局からは、行政指導を行い、一定の期間に改善が見られなければ是正勧告を行うとの内容の報告を受けました。現在、労働局のあっせんのもと、和解に向けた話し合いが行われています。
署名等で世論の関心を示し、後押ししてくれたみなさまの声を、労働局が受け止めた証だと理解しています。ご支援をくださったみなさまに、本人からの感謝の言葉を預かっています。
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まだ生後2ヶ月の子育てだけでも大変な時に衝撃的な事を突きつけられました。もっとみんなが働きやすい社会になっていかなければならないという想いで公表する事を決意しました。
16586人という驚く人数の方からご署名を頂き、沢山の方々の応援を頂きここまでたどり着く事ができました。
皆さまには心より感謝いたします。
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労働局は、申請のあった個人のケースについてのみ、調査を行います。申請を行わない限り、類似のケースであっても自動で救済措置が取られることはありません。退職勧奨にあい、困っている方は、労働組合か、労働局にご相談ください。
また、今回のようなケースは、労働者だけでなく、会社も望んでいないものだと思います。こうしたケースを事前に防ぐのが団体交渉のひとつの役割です。しかし、会社はその団体交渉を蔑ろにし、拒否をしています。団体交渉拒否についての労働委員会の救済申し立てについても、知ってください。
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6/23 署名を労働局に提出しました
労働局に指導を求めるオンライン署名を開始し、6/23日時点で14917名からの署名を労働局に提出しました。
労働局の判断が出るまで、フォームは閉じませんので、引き続きのご署名をお願いしています。
11/18追記 労働局から結果の通知を受けたため、11/14日に署名活動は終了しました。たくさんのご支援ありがとうございました。
5/25 労働局に指導の申請をしました
5月25日、東京都労働局に育児・介護休業法違反の指導を要請しました。現在、労働局が違法行為があったかの審査を行っています。
争点はふたつあります。退職勧奨の領域を超えた退職強要があったかどうかと、育児・介護休業法違反に該当するかどうかです。
退職強要は、対象者が「断ったら不利益な扱いを受ける」という錯誤を誘導する行為を会社が行ったことが客観的に証明できるかどうかがポイントとなります。
育児・介護休業法は、育休の取得を理由とした解雇であるという判断にならなかった場合、総合的な判断で育児・介護休業法の精神に反すると判断されるかがポイントとなります。
どうか、このページを拡散し、身近な人と議論してください。
世論の後押しをお願いします。
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